超音波動画像における時系列的な変化を伴う部位から特徴量検出に関する研究

医療現場において、エコー穿刺等の手技によって超音波動画像が活用されています。エコー穿刺は、穿刺部位に超音波を当て、動画像からリアルタイムで血管の位置を確認しながら、動脈もしくは静脈に穿刺を実施する方法です。

しかし、超音波動画像は不明瞭な上、動脈と静脈の見分けを時系列的な血管の形状変化で判断する必要があり、熟練者でなければ判断が難しい現状があります。

そこで本研究では、機械学習アルゴリズムを活用して超音波動画像における時系列的に形状変化する部位判定を行うことを目的としています。

現在、動脈及び静脈を含む超音波動画像から動画像解析を活用した機械学習モデルの学習・推論を行い、その分類精度の評価を行なっています。

超音波動画像からの動脈・静脈検出