ngrokのインストール方法、URLの固定方法を説明する。

本授業におけるngrokの使用

本授業ではクライアントサイドにあたるLINEbotから、サーバーサイドにあたるローカル環境のJavaアプリケーションへのアクセスを確立し、LineMessagingAPIを利用したWebhook検証を目的に使用する。

以下のURLからngrokのアカウントをサインアップしてください。

-> https://dashboard.ngrok.com/login

URLに飛ぶと、画像のような画面になるため、「Sign up for free!」をクリック。

次の画面に移動し、必要事項を入力して「Sign up」をクリックすることで、サインアップが完了する。

※メールアドレスは任意ではあるが、学校のアカウントを使用することをおすすめします。

入力が完了すると、画像のような画面が出るが「Skip」をクリック。

次の画面の「got it」をクリック。

突如アンケートのようなものがでるが、何も変更させずに「continue」をクリック。

正常にサインアップが完了すると、画像のようなダッシュボード画面が表示される。

サインアップが完了したときに表示される画面を操作する。

ngrokのインストールはspring-boot側で行うため、インストール方法は割愛する。

1.メニューバーの「Your AuthTokens」をクリックする。

2.画像のように、トークンについての情報が表示される。もし画像のような情報が表示されていなければ、新たにトークンを作成するとよい。

3.様々な情報が書かれているが、上方の「Your Authtoken」があなたのトークンである。

4.図の赤枠②内の目のアイコンは、トークンの表示切替を行うためのアイコンである。トークンをコピーして貼り付けられるようにする。

5.コピーしたIDは今後使用するため、記録しておく。

1.メニューバーの「Domains」をクリックすると、画像のような画面になる。

2.「+ Create Domain」をクリックし、ドメインを作成する。

3.ドメインがされたら、ドメインの詳細情報が書かてれいる部分をクリックすると、右側に別のタブが表示される。

4.「Domain」がコピーできるようになっているため、コピーする。

5.コピーしたものは今後使用するため、記録しておくように。

メニューバー下方の「Usage」から、ngrokの使用状況や制限について確認することができる。

特に注意すべきポイントは以下に記述するが、ngrokの利用前に必ず熟読するように。

-> https://ngrok.com/docs/guides/licensing/

① Data Transfer Out(データ送信量):最大1GB / 月

② Requwsts(リクエスト数):2万回 / 月

他の項目についても使用制限があります。使用制限を超えないように注意してください。万が一使用制限を超えてしまった場合は、「java-prog-qa@techitose.org」宛に連絡をしてください。またはSA・TA・先生に問い合わせてください。

ここから先は、ウィルス対策ソフトなどが原因で、課題1がうまく動かない場合の対処法を説明する。

サインアップが完了したときに表示される画面を操作する。

1.メニューバーの「Setup & Installation」をクリック。

2.「1 Connect」の中に「Installation」がある。そのなかの「Download」をクリック。すると、ファイルがダウンロードできるようになっている。

3.「Download for Windows(64-Bit)」をクリックすることで、ファイルのダウンロードが開始される(数分で完了)。「ngrok-v3-stable-windows-amd64」のような名前のzipファイルがダウンロードされていることを確認する。

ダウンロードされたzipファイルを解凍し、ファイル内にある「ngrok.exe」をクリックし起動させる。

正常起動できると、macOSはターミナル、Windowsはコマンドプロンプトのような画面が表示される。

ngrokが起動できたら、以下の画像の赤枠のコマンドをコピーし、コピーしたコマンドをngrokでペーストする。

実行すると、

Authtoken saved to configuration file: 保存先

のようなメッセージが表示されることを確認する。

ngrokで、以下のコマンドを入力する。

Windows

ngrok http 8080

または

./ngrok http 8080

macOS

./ngrok http 8080

実行すると、以下の画像のようになることを確認する。 Fowardingの欄のhttps://xxxx-xxx-xx-xx-xx.ngrok-free.appxxxx-xxx-xx-xx-xx の部分は人によってそれぞれ異なる。

ngrokで、以下のようにコマンドを入力する。(********* は自分のドメイン名にあわせて入力する)

Windows

ngrok http --domain=*********.ngrok-free.app 8080

macOS

./ngrok http --domain=*********.ngrok-free.app 8080

実行すると、以下の画像のようになることを確認する。

課題のファイルの中の、application.propertiesngrok.enabledfalse にして進めてください。

ngrok.enabled=false

また、LineBotを起動するまえに、以下のコマンドでngrokを起動しておくのを忘れないでください

Windows

ngrok http --domain=*********.ngrok-free.app 8080

macOS

./ngrok http --domain=*********.ngrok-free.app 8080